2018-9-1
お国柄の違いは、航空会社でも様々なところに現れる。
ほとんどが航空機は米国製か欧州製のどちらかだけれども、実際に運用するのはそれぞれの国の「人」である。
日本の常識は海外ではむしろ稀 !?
では、今月もカレンダー発表に参りましょう!
9月の撮影地は. . .
もちろん富士山でした!
路線:羽田-那覇
航空会社:日本航空
さて、お国柄の違いで言うと、日本の航空会社関連のサービス水準が高いことは世界でも有名である。
日本に住んでいると、そんなのは当然と感じてしまいがちだけれども、
見た目の清潔感、丁寧な言葉遣い、電車にも引けをとらないレベルの定時性、預け荷物の取扱い、乗継便への案内、イミグレのスピードなどなど、
全てのレベルで「ザ・完璧!!!」
ありとあらゆる場所にこれだけ気を配るのは、独特の文化であろう。
それだけ、国民の要求水準が高いとも言えるのかもしれないが、諸外国ではこのような日本では当然の「サービス」はないに等しい。
お客さんも良い意味で「自立」を求められる。
例えば、アメリカでの乗継便で2時間を切った乗継時間は非常に危ない。
予約を取れないことはない(というか普通に取れる)けれども、運が良くない限り到着は遅れるので、
乗継便には間に合わず、1日の就航便数の少ない都市へのフライトとなると、次の便は8時間後なんてことも (゚Д゚;
そんなときにも、すべての交渉を自分で行わなければならない。
日本でよく見る、グランドスタッフの人がお客さんと一緒に、搭乗ゲートまで走ってくれるという光景は、世界の非常識と言えるのかもしれない。
では、来月もお楽しみに〜〜。
《参考 – シリウス2018カレンダー》